先日、母から「大学院頑張ってますねミスド」を貰いました。連れ人もお仕事しながら放送大学を頑張っているので、連れ人の分も。
入学式から2.5週くらいが経ち、時間割も確定し、ようやくオンライン授業生活にも慣れてきました。
授業多めなSPH
大学院はそんなに授業は多くないイメージですが、京大SPHは結構がっつり授業があります。
僕の年度では卒業に必要な単位は30単位で、そのうち4単位が修論(課題研究)なので、授業で取るのはそんなに多くないように見えますが、結構1授業1単位が多いんです。
そのため、見かけの単位は少ないですが、授業は多めです。
僕は今学期は通年授業含めて17単位に落ち着きましたが、取っている授業の数自体は13あります。
しかし、神授業ばかり
そんな感じで授業は多いけど、クオリティは高くて、めちゃくちゃ楽しいです。
もちろん他のSPHを知らないので何とも言えませんが、学部、特に文系だと、授業を10取っていてそのうちいくつかが面白かったらラッキーな感じですが(最悪は全部微妙w)、京大SPHはこんだけ授業取っていても全部当たりです(僕の主観ですが…)。
ただ単にハイレベルというだけじゃなくて、教育としてしっかり設計されているような印象を受けます。先生方がすごく学生のことを考えてくれているな~と思うことが多いです。
京大SPHの受験を考えている方は、ぜひそんな神授業のオンパレードを楽しみにして受験勉強を頑張ってください!
歓迎会と交流会もあった
先週末にはSPH新入生と在学生、先生方との交流会がZoomでありました。
コロナ禍にありながらも、いろんな学生さんや先生方と少しだけでも交流できてよかったです。
あと、僕の所属する医学コミュニケーション学分野は学生が少ないので、この前別の研究室のZoomランチ会にも招待していただきました。
医療者 対 非医療者ではない
こんな感じで基本的に…というよりすべてオンラインでやっている京大SPH生活ですが、本当にいろんなバックグラウンドの人がいるな~と実感しています。
個人的に感じているのは、医療者と非医療者という意識は、必要ないかなということです。
医療者といっても、医師だけではないですし、医師といっても、バックグラウンドや関心領域は本当に様々だと、交流会や授業を通じて感じています。
一応、京大SPHでは非医療系出身だと取る授業も若干違いますが(基礎医学の単位が必要)、医療者と比べて優劣があるということではないと思います。
少なくとも京大SPHでは、医学の知識は非医療者が医療者の視点にアクセスするための手段のようなもので、その手段を習得することを目的とする必要はないのかなと。
そして、逆に非医療者の各々の分野から、医療者側に提供できる「言語」を積極的に使うことも大事だよな、という姿勢で僕はこの2.5週間ぐらいを過ごしています。
HIV/AIDSの話題は少ないですが…
「研究します!」と言いながら、肝心のHIVやAIDSの話題を全然出していない僕ですが、実はちゃんと理由があって、少しTwitterでも書きました。
今日は授業を受けた後は抗HIV治療のガイドラインとU=Uの資料も読みました。
— Nakadomari(ナカドマリ) (@Nakadomarisan) April 22, 2021
あまりHIV/AIDS関連の発信をしてないですが、SPHの学生が〜となるとそれなりに責任が伴うので、情報発信には気をつけたい、という意図からですm(_ _)m
明日は疫学の授業がなんと1〜4限まであるので、頑張ります!
だから、ぱっと見はHIV/AIDSとは直接関係ないようなことをやっているように見えるかもしれないけど、授業を受けるときも「HIV/AIDSにおいてはどうか?」という視点で臨んでいます。
僕はこの研究をやろうと思った理由を、一度も話したことがありません。
逆説的ですが、それを話したことがない、話せないことが研究の理由でもあります。
僕自身は当事者ではないため、きっかけにはもちろん、当事者の方々が関わっています。
その人たちのプライバシーを守る必要があるから、研究のきっかけは話せない…と言えば綺麗な聞こえ方ですが、言い方を変えれば「当事者が病気を隠さいないといけない現状がある」わけです。
僕はその解決に、社会活動や「声をあげる」という方法ではなくて、研究という形で貢献したいなと考えています。
燃えたぎりながら
僕は見た感じ落ち着いているそうですが、中身はめちゃくちゃ燃えている人間という自覚があります笑
情熱を携えて、今後も頑張っていこうと思います。