オンライン大学院生活で大変なこと


前回の記事で短期集中型5月病を患った話をしましたが、それ以来はなんとかやれています。

SPHのネットの情報って、結構「SPHいいね!」みたいなものが多くて、僕も京大SPH自体にはデメリット的な部分は正直感じないんですが、それでも今はコロナ禍。対面の機会がないならではの問題は、やっぱりいろいろあるわけです。

そんなわけで今回は、オンライン京大SPH生活で大変だと感じることをざっくばらんに書いてみようと思います。

謎のガイダンス

4月に対面で全体のガイダンスがありましたが、「何かガイドされただろうか?」という感じで、顔合わせだけだったので、入学当初の履修登録や授業の受け方で右往左往しました。

SPHの時間割は何気に結構複雑なのと、オンライン授業という慣れないシステムのことも考えると、その面でのガイダンスがちゃんとあったらよかったなと思います。

「自分でできるでしょ」と言われればそれまでですが…。

テーマがないと話しづらい

SPHは4月初めからほぼオンラインなので、僕も基本的には自宅にいます。そうなると、教員とか他の学生と会話するのも、もちろんオンラインになるわけです。

オンラインでの会話だと、「~時からやりましょう!」みたいな感じで決めないといけないので、結構気合がいります。

ましてや先生とのZoomだと、「話すこと」がないと基本的には難しいわけです。

研究室にいたり、教室の空間を共有できていたら、もっと気軽なコミュニケーションがたくさんできますよね。

それがないと、結局は研究室やSPHとの関係性が希薄になるので、せっかく大学院に入ったのにもったいないな~と思います。

また、関係性がうまく作られていないと、結果的に授業のディスカッションなども中々うまくいきづらい気がします。

見えない何かに駆り立てられる

同期と励まし合う、ライバルとして切磋琢磨し合う…いろいろ形はありますが、対面ならいずれの場合も同期の存在は可視化されてますよね。

オンラインだと、どうしても他の学生の存在ってあまり分からないので、切磋琢磨というよりは、「よく見えない何か」に駆り立てられているような気分になります。

コミュニケーションは会話だけでない

最初のガイダンスの話は愚痴に近いですが、残りの2つについては、オンラインでは確かに会話はできるけど、コミュニケーションは会話だけではないのだなと痛感します…。

その場の空気感とか、日々の何気ない会話で作られていく関係性とか、それも含めてコミュニケーションなんですよね。

とは言っても、有事への対応としてオンライン大学院生活になっているので、どうしようもない部分ではあるのですが、こういった「オンラインならではの大変さ」を自覚するのって大事だと思います。

正体の分からない大変さは心身を蝕んでいくので、こうやって言語化しながらうまくやっていきたいです…!