入試形態については変化する可能性があるので、必ず公式サイトをチェックしてください。
最終更新日:2022/11/26
(ブログトップが受験の話ばかりになってしまうので、投稿システム上では11/1にしています)
更新内容:記事をはじめて公開しました。今後追記していくかも。
英語の筆記試験は難しいですか?
もう過去のものになりました。2023年実施分からはTOEIC/TOEFLになるので、気にしないでください。
医学専攻と共通問題で、基礎医学に関する内容が中心なものの、基本的には解きやすい内容でした。
しかし、僕が受けた2022最後の英語の筆記試験では超難化、というより、基礎医学の知識がないとうまく解けないような問題も含まれており、かなり大変でした。
半分も解けていませんでしたが、無事に合格したので、多分、差がつかなかったんだと思います。
内部進学制度はありますか?
ありません。ただ、なんだかんだで内部生は有利です。
他の専攻や研究科の多くが内部進学の制度を持つ中、京大SPHは内部生も外部生と同じ条件で入試を受ける必要があり、その点はかなり厳しいなと思います。
とはいえ、試験対策においては内部生はかなり有利です。
なぜなら、専門科目の問題のレベルは専門職学位課程で習う範囲のものだからです。
また、京大SPHでは専門職学位課程の時に必修+選択で幅広い分野の授業を受けることになるため、おそらく、MPH1回生の終わり頃に入試問題を見れば「ああ、これはあの先生が出してるな」とわかる状態にあると思います。
授業資料も手元にあるでしょうし、研究室によっては先輩から情報も得られるかもしれません。
面接も知っている先生ばかりなのは、精神面でもかなり楽かもしれません。
試験対策で一番大変だったことは?
僕は研究計画書の執筆が特に大変だと感じました。
専門職学位課程と異なり、「ほぼ白紙」の両面に修士(専門職学位)課程での研究と、博士課程の研究計画の両方を書く必要があります。
重要なのはもちろん後者です。
研究計画書を書くためには、文献検索が必須ですが、課題研究と並行しながら博士課程の研究の文献を読んだり整理したりするのはとても大変でした。
ちなみに、僕は博士課程の文献検索をとにかく無理やりでもするために、文献検索の結果の学会発表をすることを、受験の年の1月頃に決めて、夏に国内の学会で実際に発表しました。